スティール・ボール・ラン 10巻 [本・コミック]
ジョニーの本名がジョナサン・ジョースターだったという驚愕の事実。
そして、飼っていたネズミの名前がダニー(笑)
兄のアントニオは落馬による事故死のようだが、どうやらディオが
からんでいる様子・・・。
オールドファンにはたまらない展開がてんこ盛りでした(^^)
ジャイロとジョニーの関係もいいですね。
友情というか師弟というかライバルというか。
ただ、ジョジョという物語で言うところのツェペリ家の役割を考えると
物悲しくなります。
ジャイロとジョニーがよきパートナーになっていくに連れて、そういった
不安感が募るのはたまらんなぁ。
巻末のオマケもよかった。
第3部から登場する「スタンド」は、物語を継続させるための後付けの
設定のように思えてたのだけれども、初めに「スタンド」ありきで、
「波紋」や「石仮面」、ジャイロの「鉄球」などは、「スタンド」に近付くための
人類の叡智の結晶だという考察は、納得のいくものでした。
荒木先生は本当にすごいと思う。
鋼の錬金術師(1)~(14) [本・コミック]
コミックの「鋼の錬金術師」を最新14巻まで読みました。
僕はアニメから見たので、原作のコミックの展開に結構
わくわくしました。
アニメと違うところは、シリアスなんだけど、どこかコミカルで
救いのあるところかな。巻末の「おまけ」やカバーを外すと
作者の遊びがあったり、必ずほっとさせてくれる何かがある。
アニメのほうは、見るのが結構つらかった。
特にニーナにまつわる
第6話 国家錬金術師資格試験
第7話 合成獣(キメラ)が哭く夜
第8話 賢者の石
あたりは、ちょっと吐き気がするほどだった。
思うに、子供の命を扱ったテーマに弱いんだな。
BLOOD+ も、子供の翼手が登場する
Episode-12 白い霧にさそわれて
Episode-13 ジャングル・パラダイス
あたりで、かなりゲンナリしてしまったもの・・・。
それでも、アニメのハガレンは最後まで見続け、劇場版も
見終わった後に、「納得」できた。ハッピーエンドかそうじゃ
ないかは別として、「納得」ができるということは大事な
ことだな。
コミックのほうは、大きなうねりに飲まれて、どんどん加速
していく感じだね。作者が「結末はアニメと同じ」って言ってた
けど、それならそれでいいと思う。「納得」できれば。
ところで、会社で「鋼の錬り金術師」のことを
「はがねのねりきんじゅつし」
と読んでいる人がいて、ぶっとんだ。
まぁ、ハガレンが社会的に認知されていると思っているのは、
こちら側の人間だけなんだけど・・・。
ねりきんじゅつし。
あまりにもインパクトのある響きが忘れられません(笑)