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絵本「地獄」買いました [本・コミック]

地獄、買いました。

20120911.jpg

子供のしつけにいい!と評判の絵本。

物語はと言うと、五平という男が、突然地獄に
連れてこられるところから始まります。

この五平、なんで死んだのか?どういう悪いことを
したのか?という伏線が、いっさいありません。
でも、地獄に来たと言うことは、何か悪いことを
しでかしたのだろう、という推測はできます。

で、五平が閻魔大王の裁きを受ける場面で、突如
地蔵菩薩が登場します。まさに正義の味方のように
タイミングがいいです。でも、閻魔大王を倒して
くれるわけではなく、五平が生前一つだけいい事を
したので、どうか人間として生まれ変わりをさせて
欲しいと閻魔大王に掛け合うのです。

その一つだけいい事というのは、実は川で溺れて
いる子供を助けたことでした。

閻魔大王も、話が分かる方で、それを快諾します。
が、せっかくなので、地獄を見て行って、こんなに
怖い場所だということを、人間に説けと、五平に
言います。

五平は、見るに耐えない地獄見学ツアーに強制
連行されます。その中で、賽の河原で石を積む、
子供の中に、太郎という子供をみつけます。
太郎は村に住む子供で、川でおぼれて死んで
しまったそうです・・・

ここまで読んで、ちょっと待てよ?と思いました。

五平が死んだ原因って、もしかしたら、川で
溺れてた太郎を助けようとしたことなんじゃない
だろうか。

太郎を助けようとしたけれど、結局助けることは
かなわず、自らも命を落としてしまったと。

自分の命を投げ出してまで、子供を助けようと
した善意があったから、地蔵菩薩が現れたの
ではないだろうか?
だとすると、この後、溺死したと思われた
五平は奇跡的に息を吹き返すとか????

なーんていう、裏ストーリーを思わず考えて
しまいましたが、真相は定かではありません。
そうだったら、ちょっと物語としては、案外
奥が深いのかもしれません。

そして、賽の河原で太郎を見た時の五平が放つ
強烈なメッセージ。

「子どもたちよ、いのちをそまつにするなよ」

胸を打たれました。

子供のしつけにいいかどうかは、分かりません。
6歳の次女に読み聞かせてみましたが、かなり
怖かったのか、夜中眠れなくなってしまい
ました(^^;)

子供が悪さした時に、毎回「地獄におちるぞ!」
と脅すのも、トラウマになりそうなので、
そのセリフは、ここぞ、という時の切り札に
取っておこうと思います(笑)


絵本地獄―千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵

絵本地獄―千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵

  • 作者: 白仁成昭
  • 出版社/メーカー: 風濤社
  • 発売日: 1980/08
  • メディア: 大型本



伊集院静著「大人の流儀」を読んで [本・コミック]

誕生日にお義母さんから伊集院静著「大人の流儀」という
本をいただきました。

読後の感想をば書きたいと思います。

恥ずかしながら、伊集院静という作家は知っていても、
特にその人となりを知っているわけではないので、
この本を前にしても、「初対面」の人の講釈を聞いている
ような印象を受けました。最初は。

元々、週刊現代に連載されていたエッセイをまとめた
ものとのことなので、まとまりがあるようで、あまり
ないなぁという感じを受けました。

「大人の流儀」というから、どんな小難しい話が書いて
あるのだろうと思いましたが、例えが悪いかもしれませんが、
なんていうか、飲み屋で飲んだくれたオヤジの愚痴や説教を
聞いているかのような内容でした。

そもそも、氏がたしなんでいる、酒・たばこ・ギャンブル
というものを、僕が一切たしなんでいないという点で、
感情移入が出来ないというのが、大きな壁なのかも
しれません。

そんなわけで、「まぁ、そういう考え方もあるよな」
程度に、読み進んでいたわけです。

でもね。
この本には、実はカラクリがありました。

最後まで読むと分かるのですが、この本の最後の数ページに、
氏が愛した、前妻の夏目雅子さんにまつわる手記があるんです。

この本の文章量で言うと、一割程度かもしれませんが、
むしろ、その手記がこの本のメインなのではないかと思います。

そして「大人の流儀」として書かれたエッセイは、この前妻と
過ごした日々の手記の、いわば照れ隠しのようなものなのでは
ないかとも思えました。

そして、僕が飲み屋で飲んだくれたオヤジの愚痴や説教みたいと
感じた理由も、最後の手記を読むと、妙に納得して受け入れて
しまうものへと変化しました。

氏にとって、最愛の妻との別れというものは、耐え難いもの
だったのですね。そして、長い歳月を経て、ようやくその頃の
ことを文章に書くことができるようになったと言ってはいる
ものの、決して前には進んでいないことが分かります。

時間が止まったままなんですね。

それでも、こうやって、なんとかみっともなく生きてきた。
生きてこられたのは、周りのみんなのおかげだ。

そんな感謝の気持ちを、この本を通して言いたかったのでは
ないかなと思います。

そこで、ふと、お義母さんが、どうしてこの本を誕生日に
プレゼントしてくれたのかな?と思いました。

ああ、そうか。
結局、僕も氏と同じで、まだ前に進んでいないんだな。

父親の死から1年以上経っていて、このごろ自分では、
もう大丈夫と立ち直ったように思っているのだけれども、
周りの人からみたら、まだまだ元気が足りないのだろうな。

だから、心配させてしまうのだろうな。

でもね。

結局のところ、元には戻らないんだろうなと思うんですよね。

時間の経過とともに、何かしら感情の変化はあるのだろう
けど、それが薄まるということは無いと思うんです。
だって、毎日考えない日は無いんだもの。
思い出さない日は無いんだもの。

けれども、その変化の仕方が大事なんだろうな。

僕なりの流儀を見つけ出したら、それが分かる頃には、
「大人」になったと言えるのかな。

大人の流儀

大人の流儀

  • 作者: 伊集院 静
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/03/19
  • メディア: 単行本



世界は驚きと発見に満ちている [本・コミック]

染色家 坪倉優介。
何かのテレビで、この人が背負った人生を見て、もっと
知りたいと思い、この本を買って読みました。

記憶喪失になったぼくが見た世界 (朝日文庫)

記憶喪失になったぼくが見た世界 (朝日文庫)

  • 作者: 坪倉優介
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2011/01/07
  • メディア: 文庫


坪倉さんは18歳の時の交通事故で、全ての記憶を失い、
その後、奇跡的な回復によって、現在は染色家として活躍
されています。

「奇跡的な回復」と言いましたが、本当に奇跡としか
言いようがないんですよね。
喪失された記憶が復活したわけではなく、そこで一度
リセットされて、新たな記憶が構築されていく様子は、
興味深く、そして感動的です。

例えが悪いかもしれませんが、鉄腕アトムのように
心を持ったロボットが実際にいると仮定して、その
ロボットが、世界の一つ一つの事象を学習していくかの
ような感じなんです。

そう、どこかSFのようでもあり、おとぎ話のようでも
あります。

初めは、生きているものと、そうでないものの区別すら
ついていません。つまり、人間とぬいぐるみの区別が
付かないということです。
坪倉さんにとっては、どちらも同じ物体でしかないのです。

だから、自分が人間だという認識もないし、当然、自分の
家族や友達の認識もありません。

また、生きるために何をしたらよいかということも分かり
ません。例えば、「お腹がすく」ということも分からな
ければ、「食べる」ということも分かりません。
だから、放っておいたら、何もせずに、その場所にじっと
しているだけで、しまいには餓死してしまうでしょう。

赤ちゃんであれば、お腹がすいたらミルクが欲しいと
泣くし、うんちが出たら、気持ちが悪いと泣きます。
泣くことで、感情を伝え、生きようとします。

でも、「泣く」という行為自体を忘れてしまった人間は
どうしたらいいのでしょう。「死にたくない」とか
「生きたい」という心を失ってしまった人間は、どうやって
生きていけばいいのでしょう。

この本は、そんな再生の記録を、一つのドキュメンタリー
として綴っています。そこには、計り知れない困難と、
苦労が坪倉さんのご家族や本人にあったかと思います。
けれど、その苦しみを綴ったものではなく、あくまでも
坪倉さんがその目で見て、感じたことを淡々と綴っている
ことが印象的です。

そして、坪倉さんの手記を通して、この世界が驚きと
発見に満ちているということを、追体験させてくれます。

こんなエピソードがありました。

アズキを入れたご飯は赤い。カレー粉を入れたご飯は
黄色い。赤いご飯や黄色いご飯はあるのに、どうして
青色のご飯はないのだろう?

確かに、青色のご飯は見たことも食べたこともないです
よね。もしかしたら、青色というのは、自然な色では
ないのかもしれません。だから、青色=毒のような
イメージがあるのではないでしょうか。

でも、お菓子には、青色の食べ物ってありますよね。
坪倉さんは、青色のご飯がどうしても食べたくて、カキ氷の
ブルーハワイ味のシロップを使って、実際に青色のご飯を
作りました。

炊飯器を開けた時の感動を、こんな風に形容しています。

白い湯気の向こうに見えた青いご飯は、まるで白い雲の
向こうに広がる青空のようだった。

坪倉さんは、変化を恐れずに、変化を楽しんでいるように
思います。染色家としての道を選んだ理由の一つに、
世界は驚きと発見に満ちているという感動を表現したかった
ということもあるのではないかと思います。

僕らが「当たり前」だと思っていることが、本当は
「当たり前」ではないのかもしれません。
固定観念が生きる幅を狭くしていることも、結構あるの
ではないかと思います。

この本には、前向きに生きるためのヒントのようなものが
隠されているように思います。

記憶喪失になったぼくが見た世界 (朝日文庫)

記憶喪失になったぼくが見た世界 (朝日文庫)

  • 作者: 坪倉優介
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2011/01/07
  • メディア: 文庫



わが家のサマーウォーズ [本・コミック]

ふらっと立ち寄った本屋でみかけた、漫画版「サマーウォーズ」。
3巻目で完結だそうな。ちょっと気になって、Amazonのレビュー
をのぞいてみたら、なかなかの好感触。

3巻で完結であれば、まとめ買いしちゃおうかな~と思い、
本当に買ってしまいました(笑)

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昨年、はまりにはまった映画「サマーウォーズ」。
小説版、ブルーレイディスク、オフィシャルガイドブックも
買いました。でも、漫画版だけは、手を出していませんでした。

というのも、あの映像を漫画に焼き直したところで、得られる
感動は到底映画には及ばないだろうな、と思ったからです。

でも、その認識は誤りでした。
2巻目の途中から、涙が止まりませんでした。
3巻目に至っては、涙と鼻水まみれで、傍らにはちり紙の山。
漫画版のサマーウォーズも、やっぱりいいです。

アクションシーンはさすがに映画の描写には劣りますが、
そこはもう、脳内補完できてますので、問題なし。
特筆すべきは、登場人物の心理描写!これは映画を越えて
いるんじゃないでしょうか。

ケンジの家族に対する思いとか、ワビスケの寂しさとか、
なんか細かいところで、映画にはなかった「納得」が
ありました。

特に、ケンジがラブマシーンとの決戦に「花札」を選んだ
理由などは、すばらしいと思いました。栄おばあちゃんと
ケンジが花札勝負をした伏線が、見事に描かれていました。

また、ナツキがケンジに対して、恋に落ちる瞬間なんかも
映画では描かれていなかった部分ではないでしょうか。
天才的な数学能力で世界を救うというだけでも、確かに
恋に落ちるには十分なのかもしれませんが、ケンジの優しさや
絶望的な状況でも諦めない強さなどは、漫画版のほうが
ヒシヒシと伝わってきます。

それ故に、漫画版のケンジは、映画版とは同一人物?
という疑問も、少しもたげたりするのですが、面白いから
これはこれでアリです(笑)

そもそも、原作者の細田監督も、
「好きに描いてください」
といったスタンスだったようなので、そういう解釈をもって
みれば、漫画版は成功していると思います。

3巻目の巻末では、映画にはなかった「後日談」も描かれて
いて、それもなんだか彼らの未来を想像させるようで、
嬉しかったです。

そして何よりも、読み終わった後の、気持ちのいい爽快感は
まさに「サマーウォーズ」だなぁと思いました。

まだ読んだことがない人は、この機会にぜひ!


ところで、サマーウォーズと言えば、やはり花札ですよね。
去年、サマーウォーズの影響を受けて、思わず買ってしまった
んですよ、花札(笑)
でも、花札って相手がいないと遊べませんよね。
家族を誘っても、なかなか一緒にやってくれなかったんで、
仕方なく携帯アプリの花札をダウンロードして遊んでたんです。

先日、長女と一緒に美容院に髪を切りにいきました。
そこで2時間近く待たされたわけですよ。長女もいい加減
飽きてしまっていたので、とりあえず、携帯アプリの花札で
遊ばせたわけです。
そうしたら、これがはまってしまったらしく、家に帰って
からも「携帯電話かして~」と追いかけてくるわけでして。

「そんなにやりたいなら、一緒に花札やるか?」
ということで、一年前に買った花札が、ようやく日の目を
見ることになりました。

僕も実際に手に札を持って遊ぶのは初めてなので、長女と
一緒に説明書を読み解きながら、遊んでみました。
1時間ほど経つと、札の種類もルールもだいたい把握でき
ました。本来は自分の手札を隠しながら対戦するところ
ですが、お互いに初心者ということもあり、手札を見せ合い
ながらの対戦にしました。

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僕は娘に対し、これを出したら役が揃うよ、とアドバイス
したり、娘は逆に、これを出したらお父さんの役が揃って
しまうと先読みしたりできるので、このやり方はいいですね。
慣れてきたら、互いの手札をふせると、心理的な駆け引きが
楽しめるようになりそうです。

それにしてもですよ、長女の強いこと!
手加減なしなのに、いきなり10連勝もあげまして、
かなり有頂天になってます。

というのも、僕が三光だとか猪鹿蝶だとか、点数の高い
役をそろえるために「こいこい」をかけるのに対し、
娘は点数度外視で、勝てばいいだろ狙い。
つまり、カスだろうが、なんだろうが、点数の付く役が
そろったら「こいこい」せずに上がるんですよ(笑)
今度やる時は、ちゃんとゲーム回数を決めて点数も
累計でつけようかと思います。

本当は、サマーウォーズを見せてから、花札に誘おうかと
思ったんですが、順番が逆になっちゃったな。
まぁ、花札のルールを先に覚えたほうが、あの大一番
ナツキ vs ラブマシーンの魅力は増しますからね。
結果オーライかも。

とりあえず、長女は花札がえらく気に入ってしまった
らしく、暇さえあれば勝負を挑んできます。
旅行先にも持っていこう!と、かなりの入れ込みよう
でして、今年のわが家のサマーウォーズも熱くなりそうな
予感です(^^)

サマーウォーズ (1) (角川コミックス・エース 245-1)


サマーウォーズ (2) (角川コミックス・エース 245-2)


サマーウォーズ (3) (角川コミックス・エース 245-3)


シャア誕生秘話が読める!機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック 2 [本・コミック]

雪ですよ!雪(^^)

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雪ってテンション上がりますよね~♪
確かに交通機関に影響を与えたり、雪かきしなくちゃ
ならなかったりでやっかいなんですけど、やっぱり
嬉しいナ。
犬が庭駆け回る気持ちが、ちょっと分かります(笑)

ところで、先日これ買いました。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック 2」

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「ガンダム」と名の付くものは、ほぼ条件反射で手に
取ってしまうのは、悪い癖ですね(笑)
もちろん、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 」の
最新20巻も併せて買いましたよ。

「やらせはせん やらせはせんぞ~!!!」

「悲しいけどこれ 戦争なのよね!」

「まだまだー!」

ソロモン編、最高ですね。
特に、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 」では
ドズル兄さんが非常に魅力的に描かれていると
思うんですよ。ものすごい巨漢なのに、義理と人情に
あふれていて・・・。愛娘に注ぐ愛情とか、すごく共感
できるんですよね。

愛娘のミネバに顔をもみくちゃにされるドズルとか、
たまらなく好きなんですよねー

そんなドズル兄さんの最期の覚悟。
漢ですわ。

でも、もう一人、漢がおるのですわ。
それはスレッガーさん。

小学生の頃は、ドズル兄さんやスレッガーさんの
魅力というものは、よく分からなかったのですが、
この歳になって、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 」で
改めて振り返ってみると、いいんですよね。
ものすごく、いい。

「よしましょうや、少尉。うかつですぜ」

なんて、なかなか言えたもんではありません。
そんなセリフで相手を突き放すようなこと言っておいて、
母の形見の指輪をミライに託すところとか、また
いいんですわ。

そんなドズルとスレッガーが合間見える。
そして、ドズルとアムロも。

あぁ、あと最新20巻の見どころとしては、
アムロ&ララァ&シャアという三つ巴がありますね。
その中で、シャアがアムロに言うわけですよ。

「私の同士になれ!」

って。

ここでもし、アムロがシャアやララァと同士になる道を
選んだのならば、歴史は変わっていたでしょうね。
それほどまでに、この場面は重要なんですよね。

でも、アムロがすごいところは、シャアの言っている
ことが

「分からない」

と言って突き放すところ。

なぜならば

「あなたはニュータイプなんかじゃない」

と言う。

ニュータイプは、アムロとララァであって、シャアは
そうではないという。

シャアのプライドに傷が付くわけですよ。
でも、図星なんですよね。
シャア自身にもそれが分かっているんですよ。

ララァというニュータイプを育てながら、エルメスで
ビットを操る彼女を見て、力量の差を感じている
わけですから。

シャアは人間、あえて言えば、オールドタイプの中では、
トップレベルの天才なんですよね。ザクII を通常の3倍の
速度で動かせるほどに。

しかし、ララァやアムロは、もはや人間の枠を越えて
いるんですよ。超能力者、エスパーといった具合に。

シャアがいくら頑張っても、到底追いつけない隔たりが
あるんですよね。
それが自身でも分かっているんだから、アムロに

「あなたはニュータイプなんかじゃない」

って言われたら、傷つきますよね。

そういう報われない天才って、どこかにいたなぁ~と
思ったら、ドラゴンボールのべジータを思い出しました(笑)
シャアとべジータって、結構境遇も似てますよね。

最新20巻の話が長くなりましたが、
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック 2」も
楽しめましたよ(^^)

ザクII 誕生までの長い道のりなどのMS開発史とか、
結構わくわくします。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 」に登場するMSって、
テレビ版にはない設定とか、デザインとか、たくさん
あるんですよね。
もう一度、読み返したくなりました。

そして、今回安彦良和さんが公式ガイドブック 2のために
書き下ろした読みきりの短編が秀逸でした。
シャアこと、キャスバル兄さんの誕生秘話ですよ。

何がすごいって、ザビ家の面々が若い(笑)
小学生のキシリアとか、高校生で番長のドズルとか、
革命運動をしている大学生のギレンとか、学長の
デギンとか(笑)

何なの、この学園ドラマは(爆)

そして、この頃はまだ、ジオン・ズム・ダイクンが生きていて、
その思想の元に、ザビ家もあったのだなぁ~ということが
感慨深いわけです。

シャアの出産を助けるために、ある子供が登場するの
ですが、最初は誰だか分からなかったんですよねー
こんなキャラ、いたっけ?みたいな。

でも、公式ガイドブック 2 の人物紹介をもう一度読み
直してみたら、まさかあの人だったとは!(笑)

いや、確かに、憧れの人物として、あの人の名前が
登場するので、こんな子供の頃から想いを寄せて
いたのかぁ~と、これまた感慨深く思ってしまうわけです。

こういう読みきりが書けるのは、やはり安彦良和さん
だからこそですよね。それぞれのキャラクターが
生き生きしていて、オリジナルのストーリーなのに、
まったく無理がないんですよ。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 」というタイトルは
伊達ではないんですよね。

ファーストガンダムの新作が読めるなんて、夢みたいな
話ですよ、本当に(^^)


機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック 2 (角川コミックス・エース)

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック 2 (角川コミックス・エース)

  • 作者: 安彦 良和
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/01/26
  • メディア: コミック



機動戦士ガンダム THE ORIGIN (20)  ソロモン編・後 (角川コミックス・エース 80-23)

機動戦士ガンダム THE ORIGIN (20) ソロモン編・後 (角川コミックス・エース 80-23)

  • 作者: 安彦 良和
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/01/22
  • メディア: コミック



浦沢直樹「PLUTO(プルートウ)」を読んで [本・コミック]

浦沢直樹「PLUTO(プルートウ)」を友達から借りて
読みました。

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全巻読み終わった後、浦沢直樹「PLUTO(プルートウ)」
の原作となった、手塚治虫の鉄腕アトム「地上最大の
ロボット」を電子書籍にて読みました。

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こうして読み比べてみると、いやはや浦沢直樹って
すごいなぁと改めて思います。核となるストーリーは
原作に準じているとは言え、ここまで大胆なアレンジ
だと、もはやオリジナルと言っても過言ではないと
思いました。

浦沢直樹「PLUTO(プルートウ)」の中で、特に印象的
だったのは、やはりゲジヒトにまつわるエピソード
でしょうね。以下ネタバレ含みます。


ゲジヒトが廃材置場でスクラップの中から半壊した
小型ロボットを見つける場面。あそこが一番ぐっときました。
半壊した小型ロボットが、何も言わずにゲジヒトの腕を
そっとつかむんですよ。

子犬や子猫ならば、くぅ~んと寂しそうに鳴いて
気を引きとめたりするんでしょうけど、オモチャみたいな
半壊したロボットですよ。

ゲジヒトが見つけなかったら、間違いなくスクラップに
なっていたロボットが、持てる力を振り絞って、そっと
ゲジヒトの腕をつかむ。

「行かないで」
「捨てないで」
「助けて」

物言わぬロボットから、そんな想いが伝わってきます。

それに対して、ゲジヒトは

「この子・・・私に」
と言うんです。

廃材置場で働いている人間のおじさんが
「子?」
って疑問を持つように、ロボットなんで子供か大人か
なんて分からないんですよね。

でも、ゲジヒトは
「この子・・・私に」
と言うんです。

結局、ゲジヒトは人間のおじさんに500ゼウスを支払って
半壊したロボットを引き取るのですが、その後なんて
言ったと思います?

「地球が終わっても、おまえを離さないぞ」

ですよ。

このセリフは、ある事件でゲジヒトが人間の子供を
助けた時に、その親が子供に対して言ったセリフなんです。
それをゲジヒトが覚えていて、半壊したロボットを大切そうに
胸に抱いて言うんです。

「地球が終わっても、おまえを離さないぞ」

ゲジヒトが、このロボットを自分の子供にしようと決意した
場面です。

子供を持つ親であれば、このセリフが決して大げさな
ものではなく、自然な愛情であることが分かるかと
思います。

そして、ゲジヒトが子供のロボットに付けた名前が
「ロビタ」でした。

ロビタと言えばそう、「火の鳥」です。
特に「復活編」でのエピソードは忘れられません。
以下、ネタバレ含みます。


「火の鳥 復活編」には、元々レオナという人間の時の
記憶を持ったロビタというロボットが登場します。
ロボットのくせに、妙に人間くさいロビタは人間に気に入られ
大量生産されます。しかし、ある事件をきっかけに、一台の
ロビタが処分されることになります。

人間は、たった一台のロビタを処分しようとしただけなのに、
その複製である、大量生産されたすべてのロビタは、
集団自殺を図ります。人々は、その行動を不可解に思いました。
また、その時に月面にいて、その集団自殺に加われ
なかったロビタがいました。そのロビタは、自分がかつて
人間であったことを証明するために、人間を殺します。

ロボットは人間を殺せない。
それはロボットに定められた決まりです。
ロボットは人間を殺せないようにプログラムされています。

でも、人間ならば人間を殺せるはずだ。

ロビタは自らが人間であることを、殺人という行為で
証明しようとしたのです。

でも、それを人間は認めてくれませんでした。
その結果、月面に残されたロビタが取った行動とは、
自らの電源を切るという「自殺」でした。

浦沢直樹「PLUTO(プルートウ)」の原作となった、
手塚治虫の鉄腕アトム「地上最大のロボット」だけでは
読み取れなかったメッセージが、「ロビタ」、つまり
「火の鳥 復活編」を読むことで、より深く理解できる
かと思います。

浦沢直樹も「PLUTO(プルートウ)」にロビタを登場させた
意図としては、隠されたテーマが「火の鳥 復活編」にあると
暗示しているんだと思います。

ということで、これから浦沢直樹「PLUTO(プルートウ)」
を読もうと思っている人には、まず手塚治虫の「火の鳥
復活編」を読むことをオススメします。

もちろん、「PLUTO(プルートウ)」を既読の人で、
「火の鳥 復活編」を読んだことがない人にも読んで
欲しい一冊です。


火の鳥 5・復活編

火の鳥 5・復活編

  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/07/21
  • メディア: 単行本



小学生の娘に読ませたい漫画 [本・コミック]

ブログ復帰早々、こんなネタですみません(笑)
考えたら、ビリーやトレーニングに関することや、育児ネタを
除くと、どうしてもマニアックな話になってしまうんですよね。
それを大歓迎と受け止めていただける方には幸いですが、
そうでない方も多数いらっしゃるわけで・・・
僕の根がオタクなもので、ご了承くださいm(_ _)m

さて気を取り直して、ブログ書きます。

先日、4月から小学3年生になった長女が

  「お父さん、何か面白い漫画読ませてよ」

と言ってきました。

これまで僕のほうから積極的に「漫画」を読ませていた
わけではなく、むしろ活字のほうをバリバリ読んでいた娘
から、「漫画読ませてよ」という言葉を聞けたことは、大変
喜ばしいことです(笑)

  そっか、「漫画」に対する興味を持つようになったか・・・
  漫画の世界は奥が深いぞぉー(^^)

ってなことを思いつつ、はて?小学生に読ませて面白い
漫画なんて持ってたかな?ということに気が付きました。
なにせ狭い我が家で僕に与えられた収納スペースは
限られており、その中でも漫画は数種類しかありません。

そんな中でも、小学生が読むのにぴったりの漫画が
ありました。
これです。

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「T・Pぼん」という漫画をご存知でしょうか?
あの藤子・F・不二雄さんの名作です。
娘にも
「これ、ドラえもんを書いた人と同じ人が書いた漫画なんだよ」
と言って渡しました。

内容としては、ひょんなことから「タイム・パトロール隊」の
一員となってしまった平凡な中学生の冒険活劇です。

僕が小学生の娘にこの作品を読ませたいと思ったのは、
一つはタイムトラベルものであるということ。
ここのところ、娘の興味対象は心霊、幽霊、妖怪、占い、魔法、
魔女といった、いわゆるオカルト系・不思議系ジャンルです。
言ってみれば、目には見えない「何か」に興味があるのでしょう。

そういった中で「時間」という新しい概念を植えつけることは、
SFというジャンルに対する興味が沸いてくると思います。
映画の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「時をかける少女」
などのタイムパラドックスものも、いずれ見せてあげたいし。

そして、この「T・Pぼん」という作品は世界中の歴史を紐解く
という意味でも、スケールの大きい作品です。
ピラミッド建設とは、どういうものだったのか?
中世で本当にあった魔女狩りの恐ろしさとは?
恐竜時代に生息していた人類の祖先とは何なのか?
太平洋戦争の沖縄の惨劇とは?
ドラキュラ伝説の元になった話しとは何か?
アメリカにおける奴隷制とはどういうものだったのか?
中世ヨーロッパで蔓延したペストの恐怖とは?

おおよそ、学校で習う日本史や世界史の出来事が取り上げ
られていますが、教科書ではほんの一行で語られる言葉に、
どれだけの犠牲があったか、困難な状況であったかを
知る由もありません。

ただ一つ言えることは、膨大な時間の積み重ねの上に
僕らは生きているのであって、どの時代にも確かに人間は
生きていたのだということを忘れてはいけないのだという
ことだと思います。
そして僕らも、そういった膨大な時間の流れの中の、ほんの
砂粒よりも小さな粒子のような存在であるということです。

そういうことを俯瞰することは、逆に己を知ることにもなります
よね。やや哲学的ではあるけれども、その感覚が伴わないで
主観だけで物事を判断しては、大きな過ちを招く結果にも
つながると思うのです。
例えば、戦争もそのうちの一つ。

また、歴史の中では、命の重さがあまりにも軽く扱われている
時代もあります。戦争しかり、奴隷制度しかり、魔女裁判しかり。
いずれも人間が人間に対して行ってきた行為でありながら、
なんと愚かなんだろうと思わざるを得ません。
しかしながら、それが現実であることを認めなくてはいけません。

この「T・Pぼん」という作品では、そんなことを漫画という手法を
使って伝えています。
決して説教めいた描写ではなく、あくまでも平凡な中学生の
男の子の冒険譚を通して、僕らがその時代に実際に迷い込んだ
かのような、ハラハラ、ドキドキした時間を共有させてくれます。

そして思うんです。
今の時代に生まれてよかったと。
日本に生まれてよかったと。

小学生の娘が、実際にどこまで感じ取れるか分かりません。
僕がこの作品に出会ったのも小学生の頃で、その当時は命の
尊厳だとか、歴史の非情さなどは、あまり深く受け止めずに、
ただ作品の面白さに、何度も何度も繰り返し読んでいました。

それでも時が流れて、大人になって、この作品をもう一度
手にしようと思ったのは、何か小学生の頃に感じた強いものが
心に残っていたからなんでしょうね。

惜しむらくは、この「T・Pぼん」という作品は未完であるという
ことです。藤子・F・不二雄さんが最後まで描きたかったものは
いったい何なんだろう?伝えたかったメッセージは何なんだろう?
そういうことを考えながら読むと、また感慨深いものがあります。

小学生の娘に読ませたい漫画と言いながら、大人のあなた
にも、ぜひ読んでもらいたい作品です(^^)


T・Pぼん 1 スペシャル版 (1) (希望コミックス)

T・Pぼん 1 スペシャル版 (1) (希望コミックス)

  • 作者: 藤子・F・不二雄
  • 出版社/メーカー: 潮出版社
  • 発売日: 2008/09
  • メディア: コミック



T・Pぼん スペシャル版 第2巻 (2) (希望コミックス)

T・Pぼん スペシャル版 第2巻 (2) (希望コミックス)

  • 作者: 藤子・F・不二雄
  • 出版社/メーカー: 潮出版社
  • 発売日: 2008/10/05
  • メディア: コミック



T・Pぼん スペシャル版 第3巻 (3) (希望コミックス)

T・Pぼん スペシャル版 第3巻 (3) (希望コミックス)

  • 作者: 藤子・F・不二雄
  • 出版社/メーカー: 潮出版社
  • 発売日: 2008/11/05
  • メディア: コミック



O型自分の説明書 [本・コミック]

「O型自分の説明書」という本を買いました。

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ずっと気になっていたんですよね。
立ち読みしてみて、「ぷっ(^m^)」と笑ってしまったので、これは
家で読んだほうがよさそうだと思ったんです。
さもないと、本屋で肩を揺らしながら笑ってしまいそうだったので(笑)

この本を読んで、「あぁ、あるある~!」と思ったポイントを幾つか
抜粋して、コメントつけてみました。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  初めての場所に行くとき、「地図を見ない」という無謀な
  チャレンジをする。
  で、案の定迷った。
  迷っても「人に聞かない」という無謀なチャレンジをする。
  聞けば一発なのに。
  それでもなんとかたどり着く。
  「ああ、冒険みたいでおもしろかった♪」って自己満足。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
これねぇ、すごいよくある。
と言うか、自分の父親がそうなんですよね。
なので、遺伝だと思ってた(笑)
最近は反省したので、必ず事前に調べて地図は持参しますよ(^^;)


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  スゴイ頑固。
  でも頭が固いわけじゃない。
  自分でこうと決めていることは、誰がなんと言おうと
  ゆずれない。絶対ヤダ。
  人の意見、アドバイスなんてポイする。
  「必要なときはこっちから聞くから」とか言って。でも、
  答えはすでにある。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(笑)もう笑うしかない。
その通り!ビンゴ!(≧▽≦)
こう!と決めたら、そうしないと気が済まないんですよね~
だから、共同作業とかも、実は苦手。
自分の頭の中で描いたものを、コツコツ作るのが好き。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  機嫌がイイと「独り言」が出てくる。
  もっといくと、「鼻歌♪」も出る。
  さらにいくと、「歌♪♪」を熱唱。鼻だけじゃもうおさまらない。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
仕事している時とか、そう。
本当に熱唱していて「うるさい!」って怒られたこともある。
よく、自宅でも熱唱していて、おまけに歌詞を間違えて熱唱する
もんだから、奥さんからもうざがられてます(^^;)


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  けっこうキツイ冗談を言うことがある。
  でも実は冗談じゃない。冗談ぽくした本音。
  「笑って流そうとしてるけど、本音だからね。流せないよ。」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
「サナギンさんって、温厚そうに見えて、実は毒舌家だよね。」
仲良くなった人からは、結構言われます。
思っていることをオブラートに包まずに言っちゃうからかな?(^^;)


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  「将来の夢」が、いつまでもある。
  何歳になっても。いい歳こいても。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
え?みんな、あるよね??(汗)
ないの!?
なんで???


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  TVとか漫画でヒーローものの主人公を見てると、妙な
  親近感が湧く。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
湧く湧く~!(^^)
なんかヒーローの心境とか、痛いほどよく分かっちゃう。
なので、感情移入し過ぎることもしばしば。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  「ないしょの話」をうっかりしゃべっちゃう。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
これねぇ・・・。
中学生の頃、仲のいい友達から、内緒で好きな子の名前を聞いた
ことがあって、クラスのみんながいる前で、何かの拍子に思わず
ポロリとしゃべっちゃったことがあります。
あいつ、泣いてたなぁ・・・(汗)


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  1人でこっそりウマイものを食べてるときに、「横からひとくち」
  されるのは大大大キライだぁぁぁ!
  「出せ!それ、今クチに入れたもん出せ!そんで新しく
  買って詫びてみせろ!」
  「お楽しみ」をうばった罪は重い。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
子供の頃よく、兄や妹とケンカになった要因の一つです(笑)
「今すぐ、これと同じもの買ってこい!」
とか言ってましたねぇ(^^;)
大人気ない・・・


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  「仲間」は大事。
  「みんなでガンバローぜぃ!」みたいなノリが好き。
  昔の青春ドラマのノリが妙にぴったりくる。
  みんなで夕陽に向かって走りたい。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(笑)高校生や大学生の頃は、特にその傾向が強かったです。
いや、今もなんだかんだで、ビリーの集まりに参加して騒いでいる
あたり、その傾向は強いのかも。
いやぁ、青春だ~!


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  理屈をこねられると腹が立つ。
  「理屈よりハートだろうがぁぁぁぁぁ!」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
まさに、その通り!
うだうだ言ってんじゃねぇ!ハートが大事なんだよ、ハートが!!
って思いつつ、理論武装して理屈にも打ち勝ちたいタイプです(笑)


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ハマったらとことん。
  で、突然飽きる。もーいい。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(笑)すみません。
ウクレレとか、高いお金出して買ったはいいけど、やってません(^^;)
ビリーがよく1年以上続いているなぁ~と自分でも感心しますよ。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  映画は「単純明快ストーリー」「ドキドキ・ハラハラ」
  「アクション・冒険・爆発ドカ~ン」系が好き。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
みんなそうなんだと思ってました(笑)
奥さんと初めて観た映画も、そういう系の映画だった。
でも、なんか奥さんの反応がイマイチだったので、なんで共感して
くれないんだ!ってちょっとムッとしたり(笑)
最近、そういうのがよく分かってきたので、アクション系は1人で
じっくり観たりします。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  変な生き物が好き。深海魚とか。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
好きですね~
深海魚だけじゃなく、昆虫とかもそうですね。
キレイとか美しいものよりも、造形がグロテスクとか、神様のいたずら
としか思えない色合いや模様とか、なんかそういう自然美に対しては
異常に惹かれます。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  後輩指導を任せれると、必要以上に張り切る。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
張り切りますねぇ~
基本的に教えることが好きなんですよね。
そして、まったく関係のない趣味や身の上相談なんかにまで
突っ込んで、先輩後輩通り越して、マブダチみたいになって
しまったり(笑)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  机の上が正直キタナイ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ハハハハハハハハ(^▽^)
なんで知ってるの?
いま片付けました(笑)


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  得意科目「だけ」成績がいい。
  他は地味。もしくは全面的にやる気ナシで壊滅状態。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
高校の時の科目で、「生物」は好きだったんだけど「物理」は嫌い
だったんですよね。で、試験の結果は「生物96点」「物理20点」
みたいな感じになっちゃって・・・。
体操もそうかな。
「床」「吊り輪」「鞍馬」は大好きで、練習いっぱいしたけど、「鉄棒」
「平行棒」「跳馬」は嫌いで、あまり練習熱心ではなかったです。
だから、総合した点数を平均してみると、個人としての成績は
イマイチみたいな(笑)


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  食べ物の好き嫌いはほとんどナイ。
  食べ物は残さないで食べる。もったいないから。
  「食べ物を残すヤツは許せん!」って人の残り物まで
  たいらげる。もったいないから。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
そう、もったいないから(笑)
自分に子供が出来て、子供が残す食べ物の残飯処理はもっぱら
僕の担当です。
もったいないから全部食べますよ(^^;)


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ジャージやスウェット姿が似合う大賞。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ものすごく、よく似合うと思う。
小学生の頃は、普段着からしてジャージだったし。
むしろ、ジャージで通勤したい。
ビジネスマンのスーツが、ジャージだったらいいのに・・・とか思って
しまいます。
というわけで、私服でも仕事が許される職場を選びました(笑)


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  食べ放題に行くと、もとを取るため限界以上に食べる。
  帰り道は「満腹♪満足」じゃなく、「きぼじわるい」って
  ことになる。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
なるなる(笑)
ビュッフェで、「1人でこんなに食べれない」というくらいの量を
てんこ盛りにして食べまくり、挙句の果てに「デザートは別腹」と
言って、ケーキもてんこ盛り。
翌日、気持ち悪くて朝食抜きなんてことは、本当によくあります(笑)


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  靴下は穴があくまではく。
  下着はゴムが伸びるまで着る。
  Tシャツも首んところがビローンってなるまで着る。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
これもねぇ、もったいないからなんですよね(^^;)
よく奥さんに「捨てるよ、これー」って怒られますね。
その度に、「ま、まだ着れるよ。自宅で運動する時に着るから!」
とか何とか言ってしまいます。
もったいないんですよねー(笑)


以上です。

こうやって見ると、なんとなく、O型って分かりやすい存在だよなぁ~
とか思いますね(笑)

そんなO型が大好きなんですけどね(爆)






妖怪博士 [本・コミック]

最近、娘と「妖怪クイズ」をしています。
それというのも、娘にあげた去年のクリスマスプレゼントが
これだったからです↓


・水木しげる 妖怪大百科
・水木しげる 妖怪百物語

いや、クリスマスにふさわしいかどうかは置いといて、
妖怪については小学校に入るまでには覚えておかなければ
いけない、言わば必修科目のようなものかと思いましたので(笑)

娘は読書の虫なので、ヒマさえあれば、この妖怪の本を読み
あさっていました。

そんなわけで「妖怪クイズ」です。
例えばこんな感じです。

娘 「夜、寝ているときに天井の模様が浮き上がってきて現れる
   妖怪はなーんだ?」

僕 「えーっと、天井さがり」

娘 「正解。
   では、その天井さがりが現れた時は、どうしたらいいでしょう?」

僕 「え?どうしたらいいって・・・、起きて驚かす??」

娘 「ブブーッ!はずれです。
   正解は、何もせずに布団をかぶって寝る でした。
   なぜかって言うと、天井さがりは寝ていない人に気が付くと
   驚いて天井に穴を開けて逃げていってしまうからでした。
   天井に穴を開けられたくないなら、気付かないふりをして
   寝るしかないのです」

僕 「へぇー(知らなかった)」

とまぁ、こんな感じで、クイズはクイズでも、カルトクイズになってます。
恐ろしいことに、あの本を丸暗記しているようです。

こんなこともありました。

娘 「この前、保育園で妖怪見たよ」

僕 「え!?ど、どんな?」

娘 「いつもは3人の班なのに、4人座ってたの。
   一人は見たこともない子。仲良く話しをしてるの。
   あれは “ざしきわらし” だよ、きっと」

いや、それは隣のクラスの子なんじゃないかと思ったけど、けっこう
隣のクラスの子も把握しているみたいだし、本当に“ざしきわらし”かも
しれんなぁ・・・とか思ったり。

他にもこんなことがありました。
娘が指に怪我をして、少し血が出ていたのでどうしたのかと聞くと

娘 「あれ?いつの間に怪我してたんだろう。
   ・・・。
   これはきっと “かまいたち” のしわざに違いない!」

いやいやいや。
あなたの不注意でしょう、きっと。
でもあえて突っ込みをいれず

僕 「そうだねぇ、きっとそうに違いないよ」

と後押ししておきました(笑)

見事なまでに生活と妖怪が密接に結びついているなぁ。
きっとサンタクロースよりも信憑性があるのかもしれない。

そういやぁ、僕も小学生の頃に不思議な体験をしたことが
ありましてね。
僕の小学校にはライオン山と呼ばれる裏山があったのですが、
ある夏の日の夕方、近所の友達と3人で裏山を頂上まで登ろう
ってことになりました。

裏山といっても雑木林になっていて、結構急斜面だったり
するんですよ。山腹には戦時中に使われていたという防空壕
なんかもあったりして、当時の子供たちにとっては冒険の場所
だったんです。

で、裏山登頂ですが、僕が一番ノリで頂上をのぞくと、そこは
神社の境内のようになっていました。真っ赤な夕焼けに包まれて
なんか妖しい感じがしました。その境内のような場所では
子供たちが数人、ボールのようなもので遊んでいました。
でも、なんか奇妙なんですよね。みんな着物を着ているんです。
きれいな着物ではなく、日本昔話で見るような、村の子供が
着るような着物です。

直感的に「異世界だ」と感じました。
そう感じた矢先、子供たちの中の一人、女の子がこちらに気が
ついて近付いてきたんです。
僕は驚いてしまって、「うわーーーっ!!」って叫びながら、
裏山を転げるように駆け下りました。
一緒に登っていた友達は、後から遅れて登ってきていたので、
頂上の景色は見ていないのですが、僕の声に驚いて一緒に
「わーーーーーっ!」と駆け下りました。

裏山からふもとまでたどり着いて、みんなに今見たことを話し
ました。みんなも半信半疑でしたが、僕の様子が尋常ではなかった
ので、信じないわけにもいきませんでした。
それなら、もう一度登って確かめようと思ったのですが、あたりは
すっかり暗くなっていたので、その日は断念しました。

数日後、僕らはまら裏山山頂を目指して登りました。
あの日僕が見た光景を確かめるために。
同じルートで登頂したはずなのに、山頂にはあの日の光景は
広がっておらず、ただ普通の民家があり、その奥には普通に
道路があり、車が走っていました。

子供の頃の記憶なので、「見間違い」もあるかと思ったのですが、
今になって思うと、確かめるためにもう一度登っているあたり、
見間違いではなかったんでしょうね。
あの赤い夕焼けに包まれた異世界は、結構脳裏に焼きついて
いて離れないんです。

あれも一種の妖怪のしわざだったのかもしれません。


自分まるわかりの動物占い5アニマル [本・コミック]

あの「動物占い」の最新刊とやらが出ていたので買いました。
『自分まるわかりの動物占い 5アニマル』

自分の中には、次の5匹の動物のキャラがあるそうです。
■本質キャラ・・・普段の性格
■表面キャラ・・・人に見せている外見。タテマエ。
■意思決定キャラ・・・考えて決定するとき
■希望キャラ・・・本当はこうなりたい理想の自分の姿
■隠れキャラ・・・潜在的な性格。ピンチになったときに顔を出します。

へぇ~ ほぉ~。
ということで、これが僕の5アニマルです(^^)

■本質キャラ・・・オオカミ
■表面キャラ・・・クロヒョウ
■意思決定キャラ・・・オオカミ
■希望キャラ・・・タヌキ
■隠れキャラ・・・サル

元々、動物占いのキャラクターは「オオカミ」だったんですが、
こうやって細かく分類すると面白いですね。
本質キャラと意思決定キャラが「オオカミ」ですか。
これは自分でも納得です。
アイム・オンリー・ワン。
自分大好きの変わり者ですから(笑)

表面キャラが「クロヒョウ」というのは、ちょっと意外。
メンツやプライドにこだわり、リーダーシップを取りたがるように
見られがちってことですね。

希望キャラが「タヌキ」っていうのは分かるような気がします。
目指すは変幻自在の世渡り上手!(笑)

隠れキャラの「サル」はあるなぁ~
おだてにめちゃめちゃ弱く、褒められるとなんでもやっちゃう~
みんな、おだてて下さい(笑)

この5アニマル、自分以外の家族や親・兄弟なんかで分析してみても
面白いんですよ。

例えば、僕の希望キャラは「タヌキ」ですが、父の本質キャラが「タヌキ」
なんです。つまり、僕は父のようになりたい・・・ということか。
で、父の希望キャラが「クロヒョウ」で、僕の表面キャラが「クロヒョウ」。
ようは、父は自分の希望を子供である僕に託した・・・とか。

その他、恋人や結婚相手には自分のキャラがかぶっていたりする
そうです。ちなみに僕の奥さんの本質も「オオカミ」

あと、親子関係でも、キャラがかぶるそうです。
僕の子供も、僕が持っている「オオカミ」や「クロヒョウ」を持っていたり
します。動物占いは「四柱推命」を元にした占いなので、遺伝ということは
ないですが、こういうのを運命とか呼ぶのかな?

こうやって自己分析・他己分析して人間関係を読み解くのは、なかなか
面白いですね。どうしても理解できない相手とかも、この動物占いで
紐解くと、全くかぶるキャラがいなかったりするので、納得の一言。
そりゃあ、分かり合えないわけだよ。

今度は職場の人間関係でも分析してみますか!?(笑)


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