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普通救命講習 [雑記]

普通救命講習を受けてきました。
マウストゥマウスや、胸骨圧迫での心肺蘇生や、AEDの
使い方、止血の方法などを学びました。

なんとなく知ってはいましたが、やはりきちんと講習を
受けることによって、知識が身に付きますね。
震災後、あの未曾有の大惨事を目の当たりにして、
危機意識を持った人も多いと思います。家族や周りの人の
安全を守るためにも、普通救命講習で習った知識は
必要だと思います。

特に、小さなお子さんがいる家庭での異物誤飲による
窒息の対応などは、必須だと感じました。

ところで、今回の講習を受ける前に、奥さんから
こんな裏話を聞きました。

心肺蘇生で使う人形(anneという名前)ですが、実際に
ヨーロッパで水の事故で亡くなった少女のデスマスクを
使って作られているそうです。こういう痛ましい事故が
二度と起こらないようにとの祈りをこめて、その少女の
デスマスクを採用したそうです。

そんな話を事前に聞いていたので、講習で人形を前に
した時は、なんかメチャクチャ緊張しました(汗)

人形を使って人口呼吸と胸骨圧迫を繰り返す度に、
心の中では

「頼む!生き返ってくれー!」

って本気で思ってしまいました。
なんか、それくらい迫力と臨場感がありましたよ。

よく、ドラマのシーンなどでは見る光景ですが、
目の前で人が倒れた時に、果たして実行に移せるか
どうか・・・。

講師の人が言っていましたが、人命救助に必要なのは、
行動に移す勇気が8割、技術が2割なんだそうです。
現場に居合わせると、それくらいみんな怖じ気ついて
しまうものだということです。

心肺蘇生のやり方を知っている、AEDの使い方を知って
いる、そういう人がたくさんいたら、緊急時に救える
命も増えるかもしれないです。

そう感じました。

興味のある方は、最寄りの防災センターや各消防署に
問合せてみてください。
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コメント 8

wirai

我が家の子供たちの通う小学校でも毎年学校保健集会の際にAEDの講習があります。一度だけではなく機会あるごとに参加することが大事ですね。何しろまず最初に、倒れている人への声かけや周りの人に助けを求める声かけ。なかなかその場に居合わせただけではできないですよ。
行動する人の勇気を持ちたいですね。
by wirai (2011-07-14 14:38) 

サナギン

●wiraiさん

小学校でもAEDの講習があるというのは、いいですね!
うちの子供の学校にはないです(><)
子供の頃から訓練しておけば、いざという時でも動ける
ようになりそうですね。

>一度だけではなく機会あるごとに参加することが大事ですね。

本当、そう思いました。
身体が慣れるまで、繰り返し繰り返し覚えたほうが
いいですよね。

>何しろまず最初に、倒れている人への声かけや周りの人に
>助けを求める声かけ。なかなかその場に居合わせただけでは
>できないですよ。

やはりそうですよね・・・。
ただでさえ、みんな素通りしていくような世の中
ですからね(^^;)

>行動する人の勇気を持ちたいですね。

はい!行動する人になりたいと思います(^^)
by サナギン (2011-07-14 14:57) 

wirai

子供の学校での講習ですがPTAが対象です・・・。
なので私が参加してきました。
子供も高学年になれば学べるといいですね。
面白いですよ保健集会。
学校の子供達の保健委員会が毎年テーマに沿って啓発の発表をします。今年は(も?)歯の健康についてでした。PTAも参加します。歯医者さんのインタビューの映像あり寸劇ありで。
小さな学校で(約160人)半数以上の子供達を知っているという状態ですから。
図書ボランティアに参加などして私も学校生活を楽しませてもらっています。
by wirai (2011-07-15 00:36) 

チエブ

初めまして。 

私も最近「救命法安全講習会」に参加しました。 
理由は小学校の夏休みのプール当番になったからなのですが、講師の方はプールでの救命だけでなく、もしも夫や子どもが心肺停止してしまったら・・・という観点で心肺蘇生法やAED対応を教えて下さいました。
その中でも怖いというか躊躇してしまいそうなのが、胸骨圧迫。小1以下の子どもには、からだの厚みの1/3ぐらい圧迫しないと意味がないそうで。
使わずに済めばいいですが、知っておくことも大切だと思いました。
by チエブ (2011-07-15 09:00) 

サナギン

●wiraiさん

>子供の学校での講習ですがPTAが対象です・・・。
>なので私が参加してきました。

そうでしたか(^^;)
てっきり小学生も対象なのかと勘違いしてしまいました。
失礼いたしました。

>子供も高学年になれば学べるといいですね。

そうですよね。
地震の非難訓練もそうですが、やはり小学校の頃
からの刷り込みって、大事だと思うんです。
確かに子供は大人と比べると出来ないこともありますが、
逆に恐れを知らない分だけ、行動力は大人顔負け
かもしれませんよね。

保健集会、なかなか面白そうですね(^^)
子供達が主体となって、テーマに沿って発表すると
いうのが、楽しそうです。
寸劇もありですか(笑)

>小さな学校で(約160人)半数以上の子供達を知って
>いるという状態ですから。
>図書ボランティアに参加などして私も学校生活を
>楽しませてもらっています。

実は、僕の長女が通っている小学校も小さな学校でして、
児童数は約140人なんですよ。一学年に一クラスなので、
六年間クラス替えがありません。
でも、上級生が下級生の面倒を見たり、よい面も
ありますよね。運動会も少人数なだけに、個人が参加
する競技種目も多く、何かしら活躍の場が与えられて
いるのが、子供達にとってはいい経験になっている
のではないかと思っています(^^)
by サナギン (2011-07-15 11:39) 

サナギン

●チエブさん

はじめまして(^^)

>私も最近「救命法安全講習会」に参加しました。 
>理由は小学校の夏休みのプール当番になったから
>なのですが、講師の方はプールでの救命だけでなく、
>もしも夫や子どもが心肺停止してしまったら・・・
>という観点で心肺蘇生法やAED対応を教えて下さい
>ました。

小学校の夏休みのプール当番・・・大変ですね(^^;)
みんな言うこと聞いてくれなさそうです。

救命処置の訓練、を家族を想定して対応してくれると
ものすごく重要になりますよね。僕も今回の講習を
受ける時、これが子供だったら、とか奥さんだったら
というのを常に念頭に置いていました。

>その中でも怖いというか躊躇してしまいそうなのが、
>胸骨圧迫。小1以下の子どもには、からだの厚みの
>1/3ぐらい圧迫しないと意味がないそうで。
>使わずに済めばいいですが、知っておくことも大切だ
>と思いました。

胸骨圧迫は肋骨が折れることもあるそうですね。
でも、それくらい強い負荷を連続して与えないと、
心臓には刺激が伝わらないということなんですよね。
こればかりは「加減」が難しそうですよね。
僕も使わずに済めば本当にいいと思います。
でも、知らないことは、何よりも怖いことですよね。

プール当番、頑張ってくださいね!(^^)
by サナギン (2011-07-15 12:02) 

ジヤムおばさん

私は陸上自衛隊衛生隊と日赤と消防署で救命講習受けました。娘が小学校4年生から消防少年団に入り、保護者向けの講習も受けました。

息子が大腿骨骨折で入院していた、整形外科病棟の隣がNICUでした。そこからアラーム音がけたたましく、時には「1・2・3…」との掛け声も聞こえました。訓練の時の「1・2・3…」は何も感じないけど、NICUで聞く声は恐ろしかったです。

知識が足らないばかりに救える命も救えなかったとならない様に勉強を続けたいです。
by ジヤムおばさん (2011-07-16 23:59) 

サナギン

●ジヤムおばさん

ジヤムおばさんも救命講習を受けられたのですね。
それにしても、NICUから聞こえる「1・2・3…」の
掛け声は、ちょっとやるせないものがありますね。

>知識が足らないばかりに救える命も救えなかったと
>ならない様に勉強を続けたいです。

同感です。
使う必要がないのが一番ですが、いざという時には
必須な知識ですよね。

by サナギン (2011-07-19 14:10) 

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